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梅吉、ありがとう。また一緒に笑い合おうね。

笑顔の梅吉

梅吉、天国支店へ配属へ

2024年6月20日付けで、天国支店への出向が決まり、同年6月23日奇しくも梅吉が我が家に来て12年目になる前日に天国行きのフライト(荼毘に付されて)で旅たつことになりました。これにより営業部長の職は解かれ、今度は永年営業部長となります。

 

ここで、梅吉の転属の報告と、彼のこれまでの経歴(私が知る範囲)をご報告します。

 

最初の出会い

2011年5月某日、元々、我が家にいた愛犬であるウルタ(黒チワワ♂)とサンディ(白チワワ♀)と本社周りをお散歩していました。

 

チワワのウルタとサンディ

 

そんな時に、突然横から首輪もリードも無い状態で飛び出してきた柴犬がいました。後の梅吉です。

ただ、当時の私はその野犬に驚き、そして今足元にいるウルタとサンディを慌てて抱き上げ守ってあげるので精いっぱいでした。

その後、お散歩より戻ってから家族にことの顛末を話して「どこの子だろう?」と話し合ったのを覚えています。

 

それから数日後、またその柴犬とばったり会い、てっきり飼い主のリードから抜け出した子で、飼い主が確保したと思っていたので驚きました。仕方ないから保護しようと近寄ると離れる、近寄ると離れるで、その時は保護できません。

 

ふと「Twitter(現X)で飼い主が探しているのではないだろうか?」と気づき、検索すると隣々町で、豆しばの梅ちゃんを探しているアカウントを見つけ連絡し、確認してもらうも残念ながら別の子でした。

 

ただその梅ちゃんの飼い主さんから、この子は今は廃業されている保護施設から抜け出した子の可能性があると教えてもらいました。

名前はガジュマル、2011年3月11日に起きた東日本大震災で被災、飼いきれなくなった飼い主さんが保護施設に依頼して手放したとのことです。

 

ただその保護施設は地元でもあまり評判が良くなく、多額の金額を要求するなど度々トラブルを起こしていたのと、梅吉が放浪した時と同じ時期に少なくても4匹の放浪した犬が発見保護されているという所でした。

 

それを知るも、見捨てる事が出来ず6月24日㈰、「柴犬を救おう」と立ち上がった人々が保護を試みました。たまたま、そのメンバーと見知っていたこと、放浪していた柴犬を気にかけていることを話していたこと、当時お休みで自宅にいたこと、前述の梅ちゃんの飼い主さんから「リードを輪っか状にして首にかけると保護できる」と教わっていたが重なり、同日私が保護し、そのまま病院で検査して狂犬病の注射を打って貰ってから自宅へ連れて帰りました。

 

名前は前述の豆しばの「梅ちゃん」を戴いて、しばらく「梅ちゃん」と呼ぶこととしました。

 

放浪犬時代の梅吉

 

衝突に次ぐ衝突の3年間

保護した後、先ずは所轄の保健所に「柴犬を保護したこと」を連絡し、もし飼い主が名乗り出てきたら連絡をいただくことにしました。またその後、保健所と警察の情報の連携が無いたことを知って警察にも届け出しました。

 

前述の保護施設については、その責任者の方を存じておりましたが、同じくらいトラブルのことも知っていたので、保健所と警察に届けたので連絡をしませんでした。もしどちらかに問い合わせしていたのなら必ず私に連絡がくるようになっていました。

 

当時、我が家にはチワワが2匹室内にいたので、梅吉は当初は外での保護となりました。保護当初から若干の気の荒さがあり何か気に食わないことがあると、突然噛みつき吠えまくるということがしばしば

  • お散歩中に出したウンチを拾おうとすると私を噛みつく
  • 近くに他の犬が急に飛び出してくると私を噛みつく
  • 箒で掃除している人がいると私をかみつく など

ある日、その日も脛を噛みつかれ振り払おうとすると、そのまま手に噛みつき親指の爪が剝がれてしまう程の怪我をしました。ただ、その時、それまで傍観していた先住犬のウルタとサンディが本気で怒り、玄関から飛び出してきて梅吉に吠え付いて梅吉を後ずさらせたのは、頼もしいやら痛いやらな記憶です。

 

包帯を巻いて手

私を噛みつく分には痛くて困るくらいですが、「もし近所の人を噛んだらどうしよう」「小さなお子さんを噛んでしまったらどうしよう」と悩む日々でした。

 

ただ、ふと保護した時に「責任もって1年間は飼い主さんを探してみよう。もし見つからなかったら、うちの子として終生面倒を見よう」と誓ったのを思い出し、それから真剣に向き合いました。

 

先ずは噛みついたら

  • 「痛いから止めなさい」と強く伝える。

  • それでも止めなければ、お尻を手で叩く(棒などで叩くと加減が出来ないので)。
  • 噛みついた後は、無視をし、その後1回のご飯は抜く。

そういう風に、相手に嫌なこと(噛みつく)をすると自分が損する(無視をされご飯が貰えない)といのを根気よく教え続け、1年間で吠える事が少なくなり、2年目で噛みつくことがほとんどなくなり、3年目には抱っこすることができるようになりました。

 

また、1年間の保護期間が終了した日に改めて梅ちゃんという名前を改め、これからの一生が良い日になる様に、「吉」という字を加え「城戸 梅吉」という名前になり、葛飾区に私の犬として登録しました。

 

吉の字をあげるに当たって「これからは家族だよ。幸せにするから覚悟しなさい」とも梅吉に伝えました。

 

犬鑑札

匂いをかぐ梅吉

 

 

愛犬「梅吉」へ

梅吉保護から2年半ほど過ぎた2013年10月16日に3代目愛犬のウルタが天国支店へ栄転。自宅には中に4代目のサンディ、外に梅吉という状況でした。

 

3代目ウルタ

 

前述の通り、梅吉が噛みつく心配がほとんどなくなったのと、それまでも悪天候や寒い冬場は玄関にいた梅吉。ウルタの移転もあったので、少しずつサンディと慣らすトライアルを始め、先ずは完全に玄関生活を開始しました。

 

 

 

まだ噛みつく時もあったので、しばらくは慣らす期間をたっぷり持って、また梅吉が足を取られない様に、様々な家具を動かし、不用品を廃棄するなど着々と準備を進め、4年後の2017年6月19日に晴れて、全てのリードを外して室内犬の梅吉になりました。

 

始めて居間に連れてきた梅吉は「ここに来て良いの?」と戸惑いながらも、初めての居間を色々探索し、またサンディと一緒に寝転んだりしてました。

 

また、この頃よりサンディと梅吉を連れて旅行へ行く機会が増え、箱根や鹿嶋、勝浦、福島など様々な所へと一緒に出掛けるようになりました。

 

茨城県鹿嶋の海と梅吉

 

 

それ以前も笑顔の多い梅吉でしたが、この頃から更に安定し、お散歩中はおやつをあげる場所を覚え、笑顔でアピールし、お散歩から帰れば「ご飯頂戴」と。仕事が終われば「さぁ、お散歩行きましょう」とまさに愛犬として花開いていた時でした。

 

それ以前から様々なSNSを使っていましたが、その頃はすっかりその笑顔を皆さんにもというか「うちの子可愛いでしょう」という親バカならぬ犬バカ全開でSNSを運用していました。

 

振り向く梅吉笑う梅吉

 

2019年末、世界が新型コロナの脅威が始まった頃、時を一緒にして2代目社長である城戸冨司に肺がんと脳腫瘍との闘病の為、自宅での療養が始まりました。

 

当然ですが本人も苦しく、我々も新たな感染症が日本に入ってこないことを祈りながらケアを続けていました。ただ本当に救いだったのは愛犬たちの存在でした。

 

亡き先代社長の父は長く犬と一緒に暮らすも不思議と距離のある人でしたが、梅吉は「梅たま」と可愛がり、サンディとはベッドで一緒になって寝ていたりしました。

 

梅吉と父

 

実質的な経営は私が運営しながらも、徐々に人の流れが制限されはじめ、経営は苦しくなるも、自宅で闘病している父、そしてそれを見守っているサンディと梅吉が支えになり頑張れました。

 

しかし、父が抗がん剤で入院している間に、サンディは急に天国支店へ移動。父も2020年5月初頭より体調が急激に悪化した為、急遽私が社長に就任し、同月23日に父も会長として天国支店へ旅立ちました。

 

新型コロナによる大変な経営、父とサンディの天国支店への移動と、本当に先の見えない時期でしたが、そんな私を照らし続けてくれたのが梅吉の笑顔と、SNSの交流でした。

 

特に梅吉を愛し、1年以上交流のあったアメリカの大学に留学されていた中国人の女性からは、頻繁に梅吉について褒めていただき、また交流が深まるに連れて彼女の日本語のレポートをお手伝いする機会に恵まれました。

そのお礼に戴いたのが、梅吉の終生の友であり弟でもある「コタロウ(抱き枕)」です。

 

梅吉とコタロウ

 

その後、社員の高齢化による退職の希望、先の見えないコロナ禍も相まって、以前のきくやは閉店。その後はそれまでの保育園様や地元企業様への食材の提供をしつつ、現在のネットショップの営業をしていたら「また売っていた卵が欲しい」などのお言葉を戴いて新たに柴又きくやを開店。同時に梅吉には「広報部長」として就任してもらい、一緒に頑張ってきました。

 

異変、そして天国支店移転へ

元々、社長同様に食いしん坊な梅吉営業部長。広報活動(お散歩)に行けば、その先々で、「おやつは?」と同行する社長(私)に聞いたり、散歩の先で目が合う方全てに「僕はここにいますよ(おやつください)」と得意の笑顔を振舞って、多くの方を笑顔にし、その対価におやつをたくさんいただいていました。

 

笑顔の梅吉広報部長

 

異変を感じたのは2023年4月頃、その頃に目に膿が出るようになったので、飲み薬の抗生剤を処方していただき与えていたら食欲が減退。それまで食べていたご飯も様々トッピングしてあげても残すことが増えました。

 

その後、6月に体調を崩し、たまたまお世話になっていた病院がお休みでしたので、別の病院に連れて行った時、脾臓に腫瘍が見つかり、それは無事に手術が成功しました。

 

ただ、その後も食欲がなかなか回復せず、フードは食べない、お肉を用意しても食べない、たまに食べるのは食パンにバターをつけてあげれば…それもほとんど食べない日々が続きました。

 

そこで、これまでの西洋医学から視点を変えて、東洋医学について様々調べ、同年9月より鍼灸治療を始めました。そのお陰もあってか、急激に曲がってしまった腰が少し緩み歩く距離が延びるも、食欲は変わらず2024年に入りました。

 

しかし一向に食べてくれない。悩んだ末にたまたま本社(自宅)にあった使っていない電動ミルを見つけ、梅吉のフードを細かくし、それを牛乳で溶いてスプーンで口にあげることで全て食べることができました。

 

当然、食べたがらない梅吉に食べてもらうので、見た目以上に大変な介護でしたが、それが嫌にならないようにSNSでは「#梅吉ご飯完食祭り」や「#梅吉ご飯完食わっしょい」とお道化、なるべく自分に負担が掛からず前向きにできるようにしていき、またフォロワー様から温かい反応もいただけて、最後の最後までご飯を食べさせることができました。

 

梅吉完食わっしょい

 

しかし、また2024年5月に急に立ち上がれなくなり入院、その際に獣医の先生より「肝臓がんがある」との宣告を受けました。既に14歳手前、その前年に手術をしていること、あまり食べれてなく体力がないので積極的な治療はできない状況でした。

 

それでも、きくやの社長は諦めの悪い人なので、がんの治療及び予防に関する情報をありとあらゆる観点から集め、様々ながん予防に良い食材、進行を緩やかにする漢方など試しました。

 

その効果もあったのか、実は2023年頃から痴呆気味だった梅吉の意識はしっかりしだし、意思の疎通が出来るようになりました。最後の1か月は自身で水を飲むことも、トイレに行くことも、寝返りすらできなかったので、辛くなると大声で呼んで教えてくれました。非常に大変な期間でしたが、振り返ればやり切れて良かったと思う時間です。

 

2024年6月19日、その前日位から食がいつも以上に進まなくなり、以前は口の中にスプーンでご飯を運ぶと食べ嚥下してくれていたのが、舌に残る様になっていました。その為翌日6月20日に再度病院で診察してもらおうと思いつつも、苦しそうな梅吉が気になり0時まで様子を見ていました。

 

翌6月20日早朝4時前、ものすごいカラスの鳴き声にハッとなり居間にいくと梅吉が天国支店へ行く準備を始めてました。私はそんな辞令を出した覚えはなかったですが、以前父が天国へ向かう直前に医師より「聴覚は最後の最後まであるので、声をかけてあげてください」と教わったのを思い出すことができました。

 

コタロウに寄りかかる梅吉を抱き上げ「ありがとう。本当にありがとう」と。

 

コタロウに寄りかかる梅吉

 

梅吉、今まで本当にありがとう、また一緒にお散歩しよう

以上が、私の知る梅吉の犬生の全てです。梅吉には本当にたくさんの、本当に数えきれない笑顔の種を貰ってきました。彼によって多くの出会いが生まれ、交流も生まれ、「幸せにするから覚悟しろ」と言っておきながら、私の方が幸せにしてもらいました。

 

いつの日にか私も天国支社に行けるように、梅吉の様に人々を笑顔にして、胸を張って梅吉に会いに行こうと思います。そして「幸せにするから覚悟しろ」と言ったけど「幸せ」だったかを聞こうと思います。

 

その為にも今後もお客様が「美味しい」と笑顔になる商品をこれからも探して頑張っていきます。

 

追記

歩けなくなる直前、4月に親族の法事の為、母の実家に行く機会がありました。その際、体調の優れない梅吉をみて家族からは「ペットホテルに預けよう」と言われるも「それならば私は梅吉と残って自宅にいるよ」となり、色々話し合った結果、梅吉も連れて最後の旅行に行くことができました。

 

一生懸命、一緒に歩いて行った五色沼、疲れた梅吉を抱き上げ椅子に座って、一緒に眺めたあの時間は、この先も忘れないでしょう。

 

株式会社きくや 代表取締役 城戸憲司(salutora)

 

梅吉と私

 

 

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