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和菓子はどれくらい日持ちする?生菓子から干菓子まで、種類別の賞味期限と効果的な保存方法を解説!

 

和菓子は、日本の伝統的な甘味で幅広い世代に親しまれています。そのため、お祝いやギフトで和菓子を貰うことも多いでしょう。しかし、開封後に外箱を捨ててしまうと、賞味期限がわからなくなることも多々あります。そこでこの記事では、和菓子はどのくらい日持ちするのか、種類ごとの目安と保存方法について解説します。

 

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和菓子は種類ごとに日持ちする日数が異なる

和菓子は、水分量の違いにより種類があります。水分量の多いものから順番に、生菓子、半生菓子、干菓子と分けられます。これらの種類ごとに日持ちする日数は異なり、水分の多いものほど賞味期限は短いです。

和菓子の種類ごとの日持ち目安

和菓子の種類ごとの日持ち目安を、以下の3つより解説します。

 

  • 生菓子
  • 半生菓子
  • 干菓子

 

それぞれについて解説していきます。

生菓子

生菓子は、どら焼き、カステラ、羊羹、あんドーナッツなどです。これらは、和菓子の中でも水分量が多く、日持ちしにくいです。商品により違いはありますが、おおよそ1〜3日が目安となります。また、最近では生クリームを使用している和洋菓子も多くあります。乳製品を使っているものは期限が短いので、開封後はなるべく早く食べきりましょう。

半生菓子

半生菓子は、最中、草紙、甘納豆などです。これらは、商品ごとに期限が大きく異なるので、明確に日持ち日数を決めるのは難しいです。そのため、おおよその目安は3日〜1週間と幅広くなります。水分量や使用している材料により日数は変わるので、心配な方は早めに食べ切ることを意識しましょう。

干菓子

干菓子は、落雁、おこし、小麦せんべいなどです。これらは水分量が少ないので、比較的日持ちします。個包装のものであれば、おおよそ1ヶ月程は持つでしょう。しかし、湿気を吸収すると、食感が変わったりカビが発生したりすることがあるため、個包装になっていないものは早めに食べましょう。

和菓子を食べきれない時の保存方法

和菓子を食べきれない時は、冷凍することで1ヶ月程度保存できます。適切な冷凍方法を、以下3つの手順より解説します。

 

  1. ラップに包む
  2. フリーザーバッグに入れて冷凍
  3. 冷蔵庫で解凍

 

それぞれについて解説していきます

ラップに包む

冷凍の際は、乾燥を防ぐために1つずつラップに包みます。個包装になっているものなら、包装ごとラップに包むと雑菌が繁殖しにくいです。また、カステラや羊羹などの大きいものは、切り分けてからラップに包むと解凍時に食べやすくなります。

フリーザーバッグに入れて冷凍

ラップに包んだ後は、鮮度を保つためにフリーザーバッグなどの密閉できる袋に入れましょう。その際、袋の中に空気が入らないようにすると、乾燥や劣化を防ぐことができます。

 

また、和菓子は砂糖を多く使用しているため、冷凍してもカチコチに凍ることがありません。そのため、他の食品の下敷きにしてしまうと、変形することがあります。見た目の綺麗なまま保存するためにも、他の食品の下敷きにならないよう分けて冷凍する、冷凍庫の上部に入れるなど工夫すると良いでしょう。

冷蔵庫で解凍

解凍の際は、冷蔵庫で解凍しましょう。常温で解凍すると表面に水滴ができて、食感や風味が変わるだけでなく、カビや傷みの原因になります。そのため、食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れると、味や風味を損なわずに解凍することができます。

賞味期限を確認して早めに食べましょう

和菓子は、水分量の多いものほど期限が短く傷みやすいので、早めに食べることが大切です。また、食べきれない場合は冷凍保存することもできますが、品質の安全を保証するものではありません。そのため、賞味期限をしっかり確認し、開封後はなるべく早く食べ切るようにしましょう。

城戸憲司

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