定年退職すると、仕事をしていた時間が自由になり、やることが見つからず暇を感じている人は多いでしょう。暇を持て余した結果、長時間テレビを見て1日を過ごす日々が続いてしまうと、体力の低下や疾病・認知症のリスクなどのデメリットがあります。
生きがいや健康維持のためには、趣味を作り、有意義な毎日を過ごすことがおすすめです。この記事では、暇な日々を過ごすデメリットや趣味を作るメリット、見つけるコツを解説します。
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通勤がなくなる定年後は、徐々に生活リズムや食習慣が乱れていく可能性があります。不規則な生活や食習慣は身体的にも精神的にも悪影響です。ここでは、家で暇な日々を過ごすデメリットを解説します。
家で1日中過ごすと身体を動かす機会が激減するため、体力が低下してしまいます。年齢を重ねることで体力が落ちていく中、身体を動かさない生活が続くと、ますます体力が衰えていくでしょう。体力の低下によって疲れやすくなり、今よりも身体が動かしづらくなるかもしれません。近所の散歩など、負荷が少ないものから身体を動かすことがおすすめです。
家で暇な日々を過ごすと運動量が減少し血液の循環が悪化することで、血管を詰まらせる原因の血栓ができやすくなり、脳梗塞や脳出血・認知症リスクが増加します。また、運動不足による肥満や社会との繋がりの減少による精神疾患などのリスクも上昇するかもしれません。家で暇な日々を過ごす生活は、健康上多くのリスクが生じるため、外へ出て身体を動かしたり人と交流したりすることが大切です。
趣味を作り、老後の毎日を有意義に過ごすことで人生が充実します。今までは、仕事や家族を理由に挑戦できなかったことが自由な時間ができた老後には挑戦できるでしょう。お金や時間がいくらあったとしても、健康でなければ人生は楽しめません。趣味を作り、外出する機会や人との関わり、運動習慣を身に付けることで、有意義な毎日へと繋がります。
趣味を充実させるメリットを解説します。
楽しめる趣味を持つことは生きがいとなります。老後は今までやりたかったことができるチャンスです。学生時代にやっていたことや、今まで興味があったことに挑戦してみましょう。趣味の中で目標を作ることや、共通の趣味の人との新たな出会いによって生きがいができます。
趣味によって自然と出かけたり、人と交流したりする機会が増えるため、健康維持に繋がるでしょう。身体を動かすことや人との会話は疾病・認知症のリスクを防げます。若々しく老後を過ごすためにも趣味を作ることは有効です。
過去にやっていたことや、興味があったことを探してみましょう。また、趣味は1つに限らず複数作ることがおすすめです。初心者からできる趣味がたくさんあるため、趣味が思いつかない場合にはカルチャーセンターへ足を運び、選択肢を広げてみると良いでしょう。
また、趣味を継続させるためには、身体的・経済的に負担が大きくないものを選ぶことがポイントです。向いていないものは無理に続ける必要はないため、お試し感覚で興味がある分野に挑戦して下さい。
老後は仕事をしていた時間が自由になるため、趣味を充実させるチャンスです。趣味で身体を動かしたり頭を使ったりすることは、認知症予防や健康維持に繋がることに加え、毎日が有意義になります。過去にやっていたことや今まで興味があったことに挑戦してみましょう。
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