定年退職後は、仕事をしていた時間がそのまま自由に使えるようになるため、充実した日々を過ごすために現役のうちから習い事を始めることがおすすめです。習い事をすることで身体や脳を使うため、老後の健康維持や認知症予防に繋がるでしょう。この記事では、今から始め、老後まで長く続けられる習い事選びのポイントやおすすめを紹介します。
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習い事をすることで、運動不足の解消や認知症予防などの健康維持に繋がったり、新しい人脈ができたりするなどのメリットがあります。老後に習い事で目標を作ることが生きがいに繋がり、長いセカンドライフの毎日を充実して過ごせるでしょう。
日本政府も定期的な運動や、バランスの良い食事などが認知症のリスクを下げる可能性を示唆しています。
習い事の場には、さまざまな環境に身を置いていた人が集まるため、習い事を始めなければ出会わなかった人との出会いにより、新しい考え方や見方が見つけられるかもしれません。
長く続けられる習い事を選ぶポイントを解説します。
楽しめる習い事を選びましょう。楽しめない習い事を無理に続ける必要はありません。元々趣味だったことや興味があったこと、得意で突き詰めたいことなど、自分がやりたいと思える習い事を選ぶことが長く続けられるポイントです。
1人で通えて、経済的な負担が少ない習い事にしましょう。家族の送迎が必要だったり遠方であったりすると長年通うのが難しくなるかもしれません。また、月謝や道具代・交通費などの費用が、退職後の貯蓄や年金で無理のない範囲かどうか始める前に確認して下さい。一生物の習い事にするためには、負担をなるべく減らすことが望ましいでしょう。
長く続けられるおすすめの習い事を紹介します。
英会話や中国語・韓国語などの語学は、揃える道具や身体の負担があまりなく、自宅でも行えるほど手軽に習えます。夫婦や友人と海外旅行へ行き、現地の人と直接会話するなどの目標を立てるのも良いでしょう。手軽に通えるため、夫婦で通うこともおすすめです。語学はコミュニケーションを取る必要があることから、脳が活性化され、認知症予防に繋がると言われています。
ピアノや吹奏楽・カラオケなどの楽器や音楽は、気分を落ち着かせる効果があると言われていることや、身体的な負担が少ないため続けやすい習い事です。グループでの演奏は、新しいコミュニティに所属できたり、演奏会や発表会に向けて目標を立てたりと生きがいを感じやすくなります。楽器の演奏は左右の手が違う動きをするため、認知症予防になるほか、吹奏楽は心肺機能の強化が期待できるでしょう。
体力の維持を目的とする場合、ヨガやピラティス・水泳やジムなどのスポーツは、自分のペースで行えます。過去にやっていたことや、興味があることを始めるのがおすすめです。身体を動かすことで体力・筋力維持や気分転換になります。運動が得意でない場合にも、高齢者に合わせたプログラムを行っている施設を選ぶことで、無理なく続けられるでしょう。
書道やカメラ・陶芸などの文科系の習い事は、初心者から気軽に始めやすい特徴があります。絵や料理など、得意なことも1から学ぶ機会にもなり、得意を突き詰めることも可能です。作品作りに関するものであれば、コンテストへの応募や展覧会などを目標にすると良いでしょう。文科系の習い事は、手先や目を使うため、認知症予防に繋がると言われています。
習い事は生活をより豊かにするためのものです。元々やっていたことや、興味があることに挑戦してみて下さい。習い事は人との交流の機会であり、認知症予防や健康維持に繋がります。老後まで長く続けるためには、楽しみながら負担が少ない習い事を検討することが重要です。
また、各自治体によっては、健康維持の為に、スポーツジムなどの資金的支援を行っている場合もありますので、皆さまの自治体の情報をご確認して、習い事を始められると良いでしょう。
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