老後にテレビばかり見る弊害とは?有意義な日々を過ごす方法を解説
定年を迎えてセカンドライフを楽しもうと思っているものの、やることが見つからずに1日中テレビを見て過ごす日が多いかもしれません。今まで仕事をしていた時間がそのまま自由な時間となるため、定年後の時間の使い方がわからないという人も多いでしょう。
テレビは多くの情報を発信してくれるメディアではあるものの、毎日の長時間の視聴による体力の低下や健康被害・認知症リスクを考慮しなければいけません。この記事では、テレビばかり見ることの弊害や、有意義な日々を送るための過ごし方を紹介します。
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テレビばかり見ることの弊害とは?
テレビを毎日長時間見ることによって、身体的にも精神的にもさまざまな弊害が起こるかもしれません。それぞれ詳しく解説します。
体力が低下する
テレビを見るときは、じっと座っているか寝転がっている体勢が多く、体力の低下に繋がるでしょう。定年を迎えて通勤がなくなり運動する機会が減ることに加え、年齢を重ねることで体力が落ちやすくなっています。
同じ姿勢で動かずにいると、運動不足によって体力が低下して疲れやすくなり、今よりも更に身体が動かせなくなってしまうかもしれません。テレビの長時間の視聴を控え、近所を散歩するなど、負荷の少ない運動から身体を動かす習慣をつけることが大切です。
健康被害が生じる
テレビを長時間動かずに見ることで、エネルギーの消費が少なくなり、肥満の原因に繋がります。また、テレビはネガティブな情報も流れてくるため、精神的なダメージを受けたり、ストレスを抱えたりする可能性もあるでしょう。社会との繋がりの減少による孤独感からの精神疾患や、運動不足による肥満など、テレビばかり見る生活は、健康被害のリスクが生じます。
認知症リスクが上がる
テレビの視聴は受動的で脳の機能をほとんど使わないため、認知症リスクが上がります。また、運動不足によって身体や脳の血流が悪化するため、脳と大きな関わりを持つ血液の循環が抑制され、認知機能の低下の原因になるでしょう。身体や脳の血流を促すために、日常的に運動を取り入れる必要があります。
有意義に1日を過ごすための方法
テレビばかりの生活から離れ、有意義に1日を過ごすための方法を解説します。
新しい人脈を作る
人と交流することで孤独感や孤立感がなくなり、自分の居場所ができることに加え、新しい出会いや環境によって考え方や価値観が広がります。新しい人脈を作るためには、ボランティア活動やサークル活動・地域交流などに参加するのがおすすめです。
現役時代には職場の人との交流があったものの、定年後は今までのように頻繁に会うのは難しいかもしれません。定年後は今までと大きく環境が変わるため、新たな環境で人間関係を築くことが大切です。地域情報を発信している広報やインターネットでボランティアの募集が掲載されているため、チェックしてみてください。新しい居場所ができることで、生きがいに繋がる可能性が高いです。
趣味を始める
以前から自分がやってみたかったことや、興味があることを趣味として始めるのがおすすめです。趣味が思い浮かばない場合には、カルチャーセンターへ足を運ぶのも良いでしょう。気になるものを見つけたら、お試しで参加してみて続けるかどうか決められます。
定年後に初心者から始められる趣味がたくさんあるため、いろいろな講座に気軽に参加してみましょう。趣味の中で目標を持つことは生きがいに繋がり、また、同じ趣味を持つ仲間と出会えます。
新しい人脈や趣味を作り有意義な日々を送りましょう
テレビばかり見ることで、体力の低下や健康被害・認知症リスクの上昇などの弊害が考えられます。新しい人脈を作ったり、趣味を持ったりすることで、自然と外出する機会が増え、健康維持に繋がるでしょう。人の寿命は年々伸びていることから、長いセカンドライフをどう送るかが重要です。有意義な日々を送るために、できることから始めてみましょう。
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