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和菓子は本当に太らない?ダイエット向きと言われる理由やその食べ方を解説

 

ダイエット中は、お菓子を食べると体重増加やリバウンドに繋がるため、控えている方も多いでしょう。しかし、「和菓子は太らない」という説を耳にすることもあり、本当なのか気になります。そこでこの記事では、和菓子を食べても太らないのか、太りにくいと言われる理由やダイエット中の和菓子の食べ方についても解説します。

 

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和菓子は太らない?

和菓子は、米や麦などの炭水化物や砂糖が多く使われています。これらは糖質なので、食べると体重増加に繋がりやすいです。そのため、「和菓子は太らない」という説は嘘になります。しかし、糖質は人間に必要な栄養素なので、適量ならエネルギーになり消費されます。ダイエット中に和菓子を食べるなら、他の食事とのバランスを考えた上で取り入れると、リバウンドや体重増加に繋がりにくいでしょう。

 

和菓子がダイエット向きと言われる理由

和菓子がダイエット向きと言われる理由は、以下の2つです。

 

  • 脂質
  • 食物繊維

 

それぞれについて解説していきます。

脂質

和菓子がダイエット向きと言われるのは、洋菓子に比べて脂質が少ないからです。ケーキやクッキーなどの洋菓子は、バターや生クリームを多く使うため脂質が多くなります。一方、和菓子は大豆や小豆などの豆類、小麦や米などの穀類、砂糖、寒天、でんぷん、果物などが原料のため、脂質が少なめです。

 

実際にケーキと大福で脂質を比べると、100gあたりケーキ14g、大福0.4gとなり、ケーキは大福の14倍も脂質が多いことがわかります。このような洋菓子との違いにより、和菓子は太りにくいと言われるのです。

食物繊維

和菓子は、豆類や穀類、寒天、果物などの食物繊維を多く含む材料を使うため、ダイエット向きと言われます。食物繊維を摂ると便通が良くなり、肥満の原因となる糖や脂質を体外に排出します。そのため、食物繊維の多い和菓子を食べると太りにくいと言われるのです。

 

ダイエット中の和菓子の食べ方

和菓子は太らない」というものではないですが、食べ方に気をつけると太りにくいです。ダイエット中の和菓子の食べ方を、以下の3つより解説します。

 

  • 量とカロリーを意識する
  • 食物繊維が多いものを選ぶ
  • 無糖の飲み物と合わせる

 

それぞれについて解説していきます。

量とカロリーを意識する

ダイエット中に和菓子を食べるなら、量とカロリーを意識することが大切です。和菓子は糖質を多く含むので、食べすぎると体重増加に繋がります。食べる時は他の食事とのバランスを考えた上で、適量にとどめるのが望ましいです。

 

また、和菓子の中でもカロリーに違いがあります。100gあたりで計算すると、大福235kcal、どら焼き283kcal、水ようかん170kcal、かりんとう476kcalとなり、かなり差があることがわかります。カロリーの高いものほど太りやすいので、和菓子を食べる時は水ようかんなど、低カロリーのものを選ぶと良いでしょう。

食物繊維が多いものを選ぶ

ダイエット中に和菓子を食べる時は、食物繊維の多いものを選びましょう。食物繊維が多いと、糖や脂質を体外に排出するため体重増加を防ぐことができます。

 

小豆や寒天を使用する水ようかん、どら焼き、最中、大福などは食物繊維が多いです。特に水ようかんは低カロリーで脂質も少ないため、ダイエット中にはおすすめです。また、みかんなどの柑橘系も食物繊維を多く含むので、果物を使用した和菓子を選ぶのも良いでしょう。

 

無糖の飲み物と合わせる

和菓子を食べる時は、ジュースではなく無糖の飲み物と合わせましょう。ジュースには大量の砂糖が含まれているため、ダイエット向きではありません。そのため、合わせるならお茶やブラックコーヒーなどが望ましいです。また、お茶やコーヒーにはポリフェノールが多く含まれているので、脂肪燃焼効果が期待でき、ダイエットにも良いとされます。

和菓子の食べ過ぎには気をつけましょう

ダイエット中に和菓子を食べる時は、量を意識することはもちろん、カロリー、脂質、糖質などの栄養素を考えた上で取り入れることが大切です。「和菓子は太りにくい」と言われるのは、洋菓子に比べて脂質が少なく、食物繊維を多く含むからです。しかし、食べ過ぎるカロリー過多になってしまい、太るので食べ過ぎには注意して楽しみましょう。

城戸憲司

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