テーマは「人手不足×付加価値向上=楽しい外食」という事で、グローバル東亜(敬称略)主催の展示会に、取引先の業務用食品問屋の松戸萬味にご招待していただいて参加させていただきました。
これまで何度か参加させていただいてきたのですが、ここ数年間は「コロナ禍」で展示会は執り行っていなかったのですが、久しぶりの対面での展示会でした。弊社自身は現在「外食」や「中食(惣菜など)」は行っていませんが、取引先の食堂や保育園に向けて提案できる食品を発掘するために参加させていただきました。
基本的に飲食店や昨今のテイクアウト向けの食材がメインで展示されていました。例えば食品を陳列する際に傾いてドリップがでてこぼれたりして汚れたりしないようにトロミをつけて留めておける粉末や、業務用サイズの調味料、使い勝手を考えられた冷凍のパンなどが所せましと陳列されており、行動制限解除によって外食業界も盛り上がり始めたので、非常に盛況でした。
各社、定番商品はもちろんの事、新たな提案としてアレンジに使える「透明な醤油」サクサクする「ふりかける醤油」がごめ昆布100%を加工して作った「ヘルシーな麺」、古くからある「ふりかけ」をイメージしたドリンク、超有名企業から業務用業界だけで販売されている企業の様々な商品を、「デザートなら」「ケイタリングなら」と個々のシチュエーションを想定して提案されていました。
各社試食も提供されておりましたが、感染予防対策として、衛生的な場所で小分けにされた物が提供されていて、ブースから離れた場所に試食の場所と手指の消毒などの提供も徹底されており、安心して商品を吟味する事ができました。
最近、保育園の給食の食材をお届けしている中で、少しずつお問い合わせが増えているのが「アレルギー品目」について。現在、複数の区内保育園に食材をお届けしていますが、それぞれに異なるアレルギーの児童が在籍されていて、日々、保育園に勤務されている栄養士さんや調理師さんが安全に食事を提供できるように頭を悩まされています。その現状をよく存じているので、今回の展示会は「アレルゲンフリー」の食材を探しに参加しました。
結果、数品の新たなアレルギー対応食品を見つけることが出来ました。
現在、消費者庁が制定している「特定原材料7品目(えび・カニ・小麦・そば・卵・乳・落花生)」の他に21品目の特定原材料に準ずるものを除去したスパイスメーカーS&Bが提供するカレーフレーク・ハヤシフレーク・シチューフレーク
現在、取引のある保育園からも問い合わせがあったので、こちらを確認することができ、今後提案することができる事になりました。
伊那食品工業のこちらの商品は、卵を使わずに寒天などの効果により固めるプリンなどのデザートを作ることができます。原材料に熱湯と牛乳のみで作ることができるので、非常に手間が不要で、現場の人手不足の解消にもお役に立てるしなものになっています。
最後にチューブ状マヨネーズを日本で最初に発売したSSKフーズ(クリック参照)が送るアレルギー特定原材料7品目不使用のマヨネーズとドレッシング類。
新たな商品を知ることができ、見識を深めることができる展示会でした。
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